雨の日の定番!韓国の絶品「ジョン(チヂミ)」
韓国では、雨が降ると油でジューシーに焼く「ジョン(韓国風ピカタやチヂミの総称)」が無性に食べたくなる人がたくさんいます。中でも、えごまの葉(ケンニップ)の爽やかな香りと、お肉や野菜の旨味が詰まった「えごまの葉ジョン」は大人気のメニューです。
本来はひき肉をこねてタネを作りますが、今回はもっと手軽でヘルシーな「豆腐とツナ缶」を使ったアレンジレシピをご紹介します。お肉を使わなくても、ツナの旨味と豆腐のフワフワ感が合わさって、驚くほどジューシーに仕上がります。ご飯のおかずにも、マッコリやビールの最高のおつまみにもなる一品です!
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失敗しないための材料準備と水切りテクニック
外はカリッと、中はふっくら仕上げるための最大のコツは「水分をしっかり取る」ことです。
[材料]
- えごまの葉:12枚(新鮮で香りの良いもの)
- ツナ缶:1缶(約150g)
- 木綿豆腐:1/2丁(水切りしやすい固めの豆腐がおすすめ)
- 玉ねぎ:1/4個
- にんじん:1/5本
- チヂミ粉(または小麦粉):大さじ3
- 卵:3個
- 調味料:塩 少々、ごま油 大さじ1、こしょう 少々
[下ごしらえのポイント]
- えごまの葉の洗浄と乾燥:えごまの葉は丁寧に洗い、キッチンペーパーで水気を完全に拭き取ります。水気が残っていると粉が綺麗につきません。
- ツナの油切り:ツナ缶はフタをギュッと押し付けて、油をしっかり切っておきます。油が残るとタネがまとまりにくくなります。
- 豆腐の徹底的な水切り:豆腐は包丁の背などでつぶし、清潔な布巾や厚手のキッチンペーパーで包んで、水分をギューッと絞り出します。ここを手抜きすると、焼くときに水分が出てベチャッとしてしまいます。
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豆腐ツナのえごまの葉ジョンの作り方(ステップ・バイ・ステップ)
準備ができたら、あとは包んで焼くだけ!丁寧に作っていきましょう。
1. 旨味たっぷりのタネを作る
- ボウルに、しっかり水切りした豆腐と油を切ったツナを入れます。
- 玉ねぎとにんじんは、できるだけ細かくみじん切りにしてボウルに加えます。(お好みでシイタケなどを入れても美味しいです)
- 塩ひとつまみ、こしょう少々、ごま油大さじ1を加え、全体が均一にまとまるように手でよく練り合わせます。
2. えごまの葉でタネを包む
- バットや平らなお皿にチヂミ粉(大さじ2)を広げます。
- 水気を拭き取ったえごまの葉の両面にチヂミ粉をまぶし、余分な粉は軽くはたき落とします。薄く均一につけるのがポイントです。
- 葉の裏側(ザラザラした面)の半分に、作ったタネを適量のせます。端まで詰めすぎると焼く時にはみ出してしまうので注意してください。
- えごまの葉を半分にパタンと折りたたみ、手のひらで軽く押さえて形を整えます。内側の粉が接着剤の役割を果たし、ぴったりくっつきます。
3. 卵液をたっぷりつける
- ボウルに卵3個を割り入れ、塩をほんの少し加えてよく溶きほぐします。
- 半分に折ったえごまの葉を卵液に浸し、表と裏の両方にたっぷりと卵を絡ませます。
4. 弱火でじっくり、きつね色に焼く
- フライパンにサラダ油を少し多めに引き、中弱火で温めます。
- 卵液をつけたえごまの葉を重ならないように並べます。
- ここが重要!:火加減は必ず「弱火」にしてください。タネが分厚いので、強火で焼くと表面の卵だけが焦げてしまいます。
- 片面が綺麗なきつね色になったら優しく裏返し、両面がこんがりするまで焼きます。ツナと豆腐には元々火が通っているので、表面の卵が焼け、中の野菜に火が通れば完成です!
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さらに美味しく楽しむためのコツ
ピリ辛アレンジで大人のおつまみに
辛いものがお好きな方は、タネに青唐辛子のみじん切りを1〜2本分混ぜてみてください。ツナのコクとごま油の風味に、青唐辛子のピリッとした辛さが加わり、お酒が止まらなくなる美味しさになります。
さっぱり美味しい特製つけダレ
ジョン自体にも味がついていますが、特製のタレをつけるとさらに美味しくなります。醤油大さじ2、水大さじ1、お酢大さじ1、砂糖(またはオリゴ糖)小さじ1を混ぜ、白ごまをふります。ここに玉ねぎのみじん切りを入れると、さっぱりとしてジョンの油っぽさを和らげてくれます。
お肉を使わなくても大満足のボリューム感!外側のえごまの葉のパリッとした食感と、中のフワフワジューシーな豆腐ツナのハーモニーをぜひご家庭で味わってみてください。
