お家が本格韓国料理店に!絶品カムジャタンの作り方
肌寒い日や雨の日、またはスタミナをつけたい時に無性に食べたくなる韓国のソウルフード「カムジャタン(豚の背骨とジャガイモの辛い鍋)」。じっくり煮込まれたピリ辛で濃厚なスープ、箸で触れるだけでホロホロと崩れる柔らかい豚肉、そしてホクホクのジャガイモとシレギ(大根の葉)の組み合わせは、まさに絶品です。
「カムジャタンはお店で食べるもの」「家で作るのは難しそう」と思っていませんか?実は、いくつかのポイントと黄金の調味料の比率さえ押さえれば、ご家庭でも驚くほど本格的で美味しいカムジャタンを作ることができます。今回は、料理初心者の方でも絶対に失敗しない、とっておきのレシピを詳しくご紹介します。
材料(3人前)
メイン食材
- 豚の背骨(カムジャタン用):1.3kg(お肉がしっかりついている新鮮なもの)
- ジャガイモ:大きめ2個(皮をむいて大きめにカット)
- シレギ(大根の葉の茹でたもの):ひとつかみ(白菜のウゴジや、熟成キムチで代用しても美味しいです)
- 長ネギ:1本(大きめに斜め切り)
- エゴマの葉(ケンニップ):適量(風味付けに欠かせないハーブです)
- 水:お肉がしっかり浸かる程度の量
秘伝の合わせ調味料
- コチュジャン:大さじ1
- テンジャン(韓国味噌):大さじ1(豚肉の臭みを取り、スープに深いコクを与えます)
- 粉唐辛子(コチュカル):大さじ3
- おろしニンニク:大さじ1
- 薄口醤油(クッカンジャン):1/2カップ
- イワシエキスまたはカナリエキス(魚醤):大さじ3(お店の味を再現するための最大の隠し味です!)
- エゴマの粉(トゥルケガル):大さじ4〜5(スープにとろみと香ばしさを加える魔法の粉です)
失敗しないための調理手順
1. お肉の血抜き(最重要ポイント!)
豚骨料理の美味しさは「臭み取り」にかかっています。大きめのボウルに豚の背骨を入れ、たっぷりの冷水に約2時間浸して血抜きをします。途中で1〜2回水を替えると、より綺麗に血が抜けてスープの味がクリアになります。
2. 下茹でしてアクを取る
血抜きが終わったお肉は、一度沸騰したお湯で約10分ほど茹でこぼします。お肉の表面が白くなり、アクが出たらお湯を捨てます。流水で骨の関節部分などに残った不純物や血の塊を丁寧に洗い流し、鍋も綺麗に洗います。この一手間が、臭みのない上品なスープを作ります。
3. 味付けしてじっくり煮込む
綺麗にした鍋にお肉を戻し、お肉が完全に隠れるくらいまでたっぷりと水を注ぎます。火にかけ、テンジャン、コチュジャン、おろしニンニク、粉唐辛子、薄口醤油、そして魚醤(エキス)をすべて入れます。魚醤を入れることで、ただ塩辛いだけでなく、奥深い旨みが爆発します。
4. 野菜を重ねてさらに煮込む
スープが沸騰してきたら、火が通るのに時間がかかるジャガイモを入れます。その上に長ネギをのせ、シレギ(大根の葉)でお肉に蓋をするようにこんもりと被せます。蓋をして中弱火で最低でも1時間はコトコト煮込みます。1時間半〜2時間ほどじっくり煮込むと、お店のようにお肉が骨からスルッと外れる柔らかさになります。
5. エゴマの粉で仕上げる
お肉が十分に柔らかくなったら、カムジャタンの決め手である「エゴマの粉」を大さじ4〜5杯たっぷりと加えます。これが入ることで、スープが濃厚で香ばしいお店の味に変化します。さらに5〜10分煮込み、味を見て濃ければ水を少し足して調整します。最後にエゴマの葉をのせ、しんなりしたら完成です。
最後のシメはやっぱりポックンパ(炒飯)!
お鍋を食べ終えたら、残った濃厚なスープを少し鍋に残し、ご飯、細かく刻んだキムチ、ごま油、そしてたっぷりの韓国のりを加えて炒めましょう。鍋肌に少し焦げ目をつければ、最高の韓国風シメ炒飯(ポックンパ)の完成です!ご自宅でぜひ、この完璧なカムジャタンコースを楽しんでみてください。
